今更聞けない!クレジットカード発行会社と国際ブランドの違いについて徹底解説!
いざクレジットカードを作ろうと思っても
国際ブランドとか国内ブランドとか、言葉は聞いたことあるけど、よくわからない!
という方はたくさんいるんじゃないでしょうか。
ここでは、クレジットカード発行会社や国際ブランドについて詳しく説明します。
国際ブランドってなに?
世界中で使える国際ブランド
国際ブランドとは、世界中でクレジットカードの決済システムを提供している会社の事です。
つまり、VISAやMasterCardは、直接クレジットカードの発行は行なわず、ブランドライセンスを提供するだけなんです! 例えば、「三井住友VISAカード」は、国際ブランドは「VISA」で、カード発行は「三井住友カード」が行なっているということになります。
国内で申込みできるのは「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」「UnionPay」の6種類となります。
「Discover Card」は、国内からは申込みできません。
このうち、「UnionPay」を除く5つが5大国際ブランドと呼ばれています。
そして、国際ブランド最大のメリットは、その加盟店の多さにあります。
お買い物先のお店がもし、利用カードのブランド加盟店出なかった場合、せっかくクレジットカードを持ていても、利用することはできません。
なので加盟店が多い国際ブランドカードを利用することで、世界中で安心してカードを利用できるんです。
現状では、世界のカード発行数の90%以上が「VISA」と「MASTERCARD」で占めれているので、どの国際ブランドにするか迷ったら、「VISA」か「MasterCard」を選んでおけば、ほとんどの国と地域で利用することができます。
「American Express」と「Diners Club」は、クレジットカードが使えるお店でも対応していない場合があるので、保険用にもう一枚、ほかの国際ブランドのカードも所持しておいた方が無難でしょう。
国際ブランドが発行してくれるプロパーカード
じゃあ、国内ブランドって必要なの?
国際ブランドはカードを発行してくれない!
先ほどの説明にもあったように、国際ブランドは決済システムは提供してくれますが、カード自体は基本的に発行してくれません。
このカードを発行してくれる会社のことを発行会社(イシュアー)と言い、国内企業が発行するカードのことを国内ブランドと言います。
三井住友VISAカードで言う三井住友カードがこの発行会社(イシュアー)にあたり、審査からカードの発行までを行ってくれます。
この時、VISAは決済システムのライセンスだけを発行会社に提供し、利用者は発行会社を通して、それを利用できるということになります。
ちなみに、「JCB」はブランドライセンスの提供だけでなく、自社がカード発行会社としての役割を持っていますので、JCBは発行会社(イシュアー)になってきますね。
発行会社と国際ブランドが提携することでメリットも2倍!
国内ブランドのカードは日本国内で使用する分には、問題なく利用できますが、ブランド加盟店が限られているため、海外では利用することができません。
しかし、加盟店を多く持つ「VISA」などの国際ブランドと提携することで、海外では国際ブランドのクレジットカードとして取り扱われるため、海外でも安心して利用できます。
さらに、クレジットカードサービスのほとんどは、どの発行会社を選ぶかで決定されますが、国際ブランドと提携している場合、そちらの付帯サービスも受けることが可能なため、一度国際ブランドの公式サイトで、どのような付帯サービスがあるのかチェックしてみましょう。
まとめ
- 国際ブランドはカード決済を提供してくれて、世界中で使える
- 国際ブランドが発行するプロパーカードがある
- 国内ブランドは発行会社としての役割
- 発行会社と国際ブランド両方のサービスを賢く利用しよう
クレジットカード会社について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください!